静寂の叫び②
・下巻も佳境に入り、遂に聾唖の主人公、メラニーの反撃が始まる。極限状態の中で一番頼りになるべき存在の年配教員。しかも唯一の健常者の先輩教員がまったく役にたたず、泣いてばかりでレイプの餌食になるなど、なんとも情けない話しだ。しかし現実世界でもよくある事で、健常者よりハンデイキャップのある人の方が強いのは世の常だ。
・8人の聾唖の人質は以外なほど助かっている。殺されてしまったのは年長者の美人で、本来なら物語のリーダーになるべき闘争家だ。 こんな相手を選んでわざわざ殺させたのは何か裏がある。現実世界でも弱者より強者が邪魔になる事はある。
・主人公のネゴシエーターは職務を放棄して犯人に対峙しようとしている。暴力的な特殊舞台は今か今かとてぐすねをひいて闇の中、草叢の中に息を潜めている。いったい誰が生き残り、誰が死ぬのだろうか?
・その時を待ち、朝の電車に乗るのだ(電車で読書)
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