書籍・雑誌

発想

【首挽村の殺人】

・大村友貴美作。21世紀の横溝正史という事で期待して読んでいるが後半が破綻している。多くのマイナス評価同様、事件が多すぎ、総花的。熊か殺人かさっぱりわからない内容になっている。 我が故郷、岩手の風土の描写は嬉しいがこれも土俗趣味に走り過ぎてポイントがぶれている。 真相まであと50ページ。 驚きの展開もあまり期待できずに書を閉じる事になりそうだ。 難しい。

【$と南アフリカランド】

・今日も円高、金利貯めに走る。お約束どうりミニロトは外す

【アイデイア】

・ミステリー。深夜の屋敷の臨時警備を命じられる男性二人。事前説明を受け、自前のケータイを禁じられ、外は大寒で天皇崩御の厳戒警備になっている。 見回りで落ちあうが迷路化した屋敷の中で擦れ違う二人。いつしか二人は双方の姿を認められなくなって疑心暗鬼に問われる。 いつしか屋敷からも出られなくなって相手は幽霊かモンスターか、暗鬼の夜は明ける。 通常、途中で犠牲者か外からの圧力の犯行、犯意が襲ってくるがそれもない。 相手は誰かがポイントになる。

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アクロイド殺し

・最近、モチベーションが上がらない。勤続疲労か、飽きたか、マンネリか、そういう時期なのか、長期鬱ベースかなのである。愚痴言っても始まらないし、無理して明るくしてもしょうがない。

・母を呼んだ一年前と比べて明らかに違うのは仕事の責任や重みが深くなった事だろう。それはよい。あと5年で50代だがいいキャリアでは来ている。もちろん、いつ終ってもいいくらいの覚悟は必要である。

・逃避傾向気味になると「小説」「シナリオ」でも書こうかなとなるのである。

・いろんな本を読んでるがアガサ・クリステイの古典『アクロイド殺し』はあまりにも古典的で・・ 昔読んだルパンやホームズ的な全うな展開。今のミステリーは社会性と犯罪心理に食い込んで犯人はネタばれが多いのでいかにも古い・・ この『アクロイド殺し』って、主観の語り部が犯人ではなかったかな? この本は初めて読んでいるがそんな記憶がある。

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ジェフリー・デイーヴァーの『ボーン・コレクター』

・今年、夢中になっている海外文学。ジェフリー・デイーヴァーの『ボーン・コレクター』を読んでいる。人気のリンカーン・ライムとアメリア・サックスのシリーズ第一弾だ。 約10年前、映画で評判だった記憶もある。しかし作品は見ていない。主人公が寝たきりの探偵だった事はテレビ放映で知っていた。

・残虐と嗜虐性、『羊たちの沈黙』をおもわせる動かぬ(拘束された)主人公と女性捜査官の恋愛関係にも似た心情のやりとり。 限定された環境設定と期間設定。 『静寂の叫び』や『監禁』同様の強いサスペンスが読者を話さない。

・「1Q84」など同様、今年は上下巻の長編物を読んでいるケースが多いが、次は同じデイーヴァーの『石の猿』なども是非読んでみたい

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【1Q84】読了。

【1Q84】読了。

・電車の中で読み終ったのだが、駅中ホームの書店でもう次の『ねじまき鳥クロニクル』を買っている。それほどどっぷりと村上春樹世界にはまってしまった。

・「空気さなぎ」の絶妙なネーミング。後半は殺しのサスペンスと問題の「空気さなぎ」の小説世界が語られる。「空気さなぎ」の小説世界はとてもベストセラーになるような内容ではないが、宗教的な深遠な世界にいってしまうのは「アンダーグラウンド」でオウム世界を覗いてしまった村上春樹の小説世界の成果だろう。

・物語はサスペンスのようであり、推理小説のようであり、ファンタジーでもあり、SFチックでもあり、語り口は大衆的だが小説世界は深遠な文学性を点している。さすが万年ノーベル文学賞候補だ。有無を言わせぬ天才の哲人ぶりがある。それでマラソンや料理やスポーツとビールが好きな普通の人だから驚く。

・来夏、1Q84の続編 BOOK 3 10月-12月を待つ。

【シルバーウイーク】

・今日は西武ドームで野球観戦

・明日はRUNとテレビで野球観戦、お買物か?

・どっかで一日、会社で仕事(趣味の範疇)

・あと二日はどうするか決めてないが、山なんか行って、有名マンガ家みたいな事になるとたまらんな

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『1Q84』

・衆院選と共に嵐(台風)が行ってしまった。早く帰れという会社指示も良かったがもっと早くてもよかった。そんな一日、村上春樹の話題作『1Q84』を読み始める。

・この一冊はやはり帰省とともに田舎でゆっくりと読みたかった。サスペンスやミステリーではないのだが掴みがよい。1ページ目からグイグイ読ませる。

・村上春樹の飢餓感同様、この掴みならクチコミでぐいぐい評判が広がり本は飛ぶように売れてくはずだ。

・高速道路の一風変わった脱出方法、日常の中のほんのささやかなトレビア情報(ちょっと物知り) 美女と殺し屋、セクシーと悪意。登場人物もわかりやすいキャラ。印象深い名前なのでよい。

・心配なのは『アフターダーク』『海辺のカフカ』など、近年の村上作は前半の躍動感に比べて、後半が観念的で複雑になりすぎて苦痛そのものになること。これさえなければ傑作である。

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『モルグ街の殺人』再読

【今週の週末】

・今週の週末は久々に休めそうだ。休んでする事はというと、RUNの後、『エヴァンゲリオン』の再見。他にも『ターミネーター4』か映画を見る。テレビでソフトバンクホークス戦、日本ハムとの首位攻防戦を見る。様々ある。天気がよければ庭の掃除と草刈が待っているのだ。

【エドガー・アラン・ポー/再読】

・新潮社から新訳で出ている『モルグ街の殺人』や『盗まれた手紙』などを再読している。1日、ほぼ一話のペースで読んでいる。ミステリー好きの私は昔、中学の時かどこかで必ず読んでいる。『モルグ街・・』の有名な犯人も知っている。世界最初の推理劇、犯罪小説、探偵物でありながら、現代に通じる残虐性、異常性、トリッキーな仕掛け。推理の講釈と定義が長すぎるプロローグにビシっと盛り込まれている。何事もはじめから手がけた者が偉い。この推理劇を今も誰も越えられないのだ。

モルグ街の殺人・黄金虫  /エドガー・アラン・ポー/〔著〕 巽孝之/訳 [本] モルグ街の殺人・黄金虫 /エドガー・アラン・ポー/〔著〕 巽孝之/訳 [本]
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静寂の叫び②

・下巻も佳境に入り、遂に聾唖の主人公、メラニーの反撃が始まる。極限状態の中で一番頼りになるべき存在の年配教員。しかも唯一の健常者の先輩教員がまったく役にたたず、泣いてばかりでレイプの餌食になるなど、なんとも情けない話しだ。しかし現実世界でもよくある事で、健常者よりハンデイキャップのある人の方が強いのは世の常だ。

・8人の聾唖の人質は以外なほど助かっている。殺されてしまったのは年長者の美人で、本来なら物語のリーダーになるべき闘争家だ。 こんな相手を選んでわざわざ殺させたのは何か裏がある。現実世界でも弱者より強者が邪魔になる事はある。

・主人公のネゴシエーターは職務を放棄して犯人に対峙しようとしている。暴力的な特殊舞台は今か今かとてぐすねをひいて闇の中、草叢の中に息を潜めている。いったい誰が生き残り、誰が死ぬのだろうか?

・その時を待ち、朝の電車に乗るのだ(電車で読書)

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『静寂の叫び』

◆PCのセキュリティをシマンテック、ノートン360からソースネクストに変えて、PCも軽くなった。これは使いやすい。FX取引もできそうだ! 創作もできそうだ!! ブログも更新できそうだ。

◆シマンテックでは更新の度、料金がかかり、セキュリテイも高く重いものに買い替えさせられるので、安全性は高いとはいえ、つき合えきれないのだ。

◆長かった6月の島旅も本日の新潟でほぼ終わりになる。北海道、沖縄、奄美大島、仙台、新潟。どれも日帰り的な出張である。

◆旅の空では『ロックフェラー』の経済本の他、ジェフリー・カーヴァーのサスペンス本にいたくはまっている。 ①ハリウッド大作映画的であり ②猟奇的であり ③なによりも知的である。 ●教会や精肉工場といった閉鎖環境の設定が抜群で、登場人物も少なく、犯人も被害者もはじめからわかっていて、読者に対して卑怯な所はひとつもない。 長くても1週間ほどの極限設定の小説だが、犯人にも被害者にも探偵役にも異常に魅力があった素晴らしい

静寂の叫び〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Book 静寂の叫び〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者:ジェフリー ディーヴァー
販売元:早川書房
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『吉原手引草』

◆完全ネタばれ◆

吉原手引草 (幻冬舎文庫) Book 吉原手引草 (幻冬舎文庫)

著者:松井 今朝子
販売元:幻冬舎
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・構成のよくとれた名編だ。是非テレビか映画化したい。WOWOWだってよい。クライマックスの殺害現場はまさに火の出るような絢爛さで彩られるだろう。

・ストーリーは単純。お姫様が吉原に身売りして当代随一の花魁になるが、お家断絶の復讐のため、廓で殺人を犯すというものだ。その見せ方がよい。吉原を巡る一連の薀蓄書、学術書にもなっている。

・物語の肝心な所は花魁の葛城の実体が最後まで現れず、各人の語りの中だけで存在する事。東野圭吾の『白夜行』や宮部みゆきの『火車』でさえ、最後の一文でヒロインの実体が現れるのだが、この『吉原手引草』だけはストイックにヒロイン像は隠されたままだった。そこがすごい。

・色男の岡っ引き、探偵役もいい。当代で言えば加瀬亮か松田翔太あたりが演じそうな役だ。花魁は脱ぎっぷりも色気も充分で、かつ可憐な吉高由里子がよいかと思う。ちょっと昔なら菅野美穂か?

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『慟哭』貫井徳朗

■ネタばれ注意■

・終章、20枚まで先が読めない。犯人と刑事、ふたつの時間軸を分けた巣窟はどうなるかと思っていたらなかば予想どうり、なかば驚きの終章だった。

・時間軸はふたつに分かれている。時間軸は1年前と1年後(現在)をわけへだてて律儀に展開されている。ここにごまかしはない。

・そして犯人と刑事は同一人物だった。

・時間軸と物語そのもののトリックの達人は歌野晶午だが、その快作に勝るとも劣らぬ傑作だ。感想のレビューに「映像化不可能」とあったが絵解きは非常に難しい

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